広島県警の警察官の男（30）が、大麻を所持していた疑いで逮捕されました。この警察官は2024年3月まで高知県警に勤務していて、薬物捜査にあたった経験もあったということです。

麻薬取締法違反の疑いで・送検されたのは、東広島警察署の巡査・宗岡拓己（むねおか・たくみ）容疑者です。広島県警の調べによりますと、宗岡容疑者は16日、東広島市の官舎で大麻を所持した疑いが持たれています。

宗岡容疑者は「間違いありません」と、容疑を認める供述をしているということです。

送検される宗岡容疑者を乗せた車（17日・広島）

高知県警が広島県警に情報提供して合同で捜査が進められ、16日、宗岡容疑者の自宅である官舎を捜索したところ、乾燥大麻を発見したということです。

宗岡容疑者は、2024年3月まで高知県警に勤務していて、薬物犯罪の捜査にあたった経験もあったということです。警察は大麻使用の可能性も視野に捜査していて、高知でも使用していなかったかどうか、調べることにしています。