15日夕方に大きな動きがあった投資用のアパート・マンションをめぐるスルガ銀行の不正融資問題です。
スルガ銀行は福岡市に住む男性など全国各地のマンションのオーナー、およそ400人が所有する604物件のうち194物件に対し、解決金として合わせて121億円を支払うと発表しました。
調停による一定の解決でスルガ銀行の不正融資問題は新たな局面を迎えていますが、窮地に追い込まれてきたオーナーたちは、「すぐには信用できない」などと本音を打ち明けていました。
スルガ銀行「被害者の皆様に深くお詫び」
スルガ銀行・加藤広亮社長
「最初にアパマン問題の被害者のみなさまに対し深くお詫びを申し上げます。長期間にわたりご心配ご心労をおかけしましたことをお詫び申上げます」
スルガ銀行不正融資被害弁護団・河合弘之団長
「スルガ銀行さん側からの大幅な譲歩というか大幅な誠意の開陳というかをいただきました」
15日夕方に開かれたスルガ銀行と不正融資被害を訴えるオーナー側弁護団による共同会見。
調停が始まっておよそ4年、大きな節目を迎えました。














