しっかりかむことの大切さを学んでもらおうと16日、山口県歯科医師会などが山口市の小学校で特別授業を開きました。

小郡小学校で2年生64人が参加した特別授業「もっとかもっとチャレンジ」。かむ力の大切さを学んでもらおうと県歯科医師会とライオンが企画しました。児童はこの日のために1か月間、硬いグミを食べてかむ力を鍛えてきました。授業では、赤と青のガムを一緒に食べて色の混ざり具合でその成果を確認しました。
児童
「グミが最初は硬かったけど、最後は一緒に2枚同時でも食べられるようになった」
「前よりかむ力が強くなったから、ごはんを小さくできるようになった」
県歯科医師会の小山茂幸会長は、動物の骨格標本を使い主食によって歯の形が違うことなどを説明しました。
県歯科医師会 小山茂幸 会長
「ものがかみちぎれないとか、かめないとか、そういう子もいっぱいいて、歯並びが悪い子っていうのを防ぐためにも、小さいころからトレーニングをするのがいいかなと思います」
児童はしっかりかむことで、虫歯のリスクが減ったり体の成長が促されたりすることを学びました。














