ウクライナの和平計画をめぐるアメリカとウクライナの代表団による協議を受けて、トランプ大統領は合意に「最も近づいている」と話しました。

アメリカ トランプ大統領
「これまでで最も(合意に)近づいていると思う。何ができるか見極める」

トランプ大統領は15日、アメリカとウクライナの代表団がドイツのベルリンで2日連続で行った和平計画をめぐる協議について、合意への期待感を示したうえで、「多くの命を救いたい」と強調しました。

また、トランプ大統領は協議後、ウクライナのゼレンスキー大統領やヨーロッパ各国の首脳と意見を交わしたことを明らかにし、「長い時間、大変有意義な議論を行った。とても順調に進んでいる」と話しました。

協議の焦点の1つとなっているロシアの再侵攻を防ぐためのウクライナの「安全の保証」については、「ヨーロッパと協力して取り組んでおり、その大部分をヨーロッパが担うだろう」と主張しています。