インドネシア・スマトラ島に、先月、甚大な被害をもたらした豪雨災害の犠牲者は1000人を超えています。こうしたなか、現地で支援にあたっている日本赤十字社のスタッフが長期化が予想される避難生活で「安全な水と感染症対策」が必要になっていると語りました。
インドネシア西部スマトラ島では、先月25日ごろから続いた豪雨により広範囲で洪水や土砂崩れが発生しました。
国家災害対策庁は、14日までにスマトラ島の3つの州で合わせて1016人が死亡したと発表しています。いまだ、212人の行方が分かっていないということです。
現地で支援活動にあたっている日本赤十字社のスタッフは被災者の状況をこう話します。
日本赤十字社 看護師 新井暢さん
「土砂がこんなに流されてくると思わなかったということで、大切なものを持って逃げることができず、ほとんどのものがなくなってしまったと」
被災地では、いまだ広い地域で道路や橋が寸断し、孤立集落への支援が難航しているほか、身体についた泥水を綺麗に洗浄できず、皮膚性疾患などの感染症にかかる住民も増えているといいます。
日本赤十字社のスタッフは、こうした状況下で衛生面など「避難所の環境改善」を課題に挙げるとともに、長期化が予想される避難生活には「安全な水の確保と感染症対策」を優先的に考える必要があると強調しました。
注目の記事
“太陽の光にあたれない”難病「色素性乾皮症」の男の子(5)「今を生きる大切さ」母が絵本に

【ボクシング重岡銀次朗さん】元世界王者のリング事故から1年…麻痺と言葉の壁に直面しながらも「兄弟で前へ」

病で倒れた技能実習生を襲った不法滞在の危機“想定外”の長期療養に直面したベトナム人青年「今回は特例」で終わらせない 問われる受け入れ環境の整備

【天気頭痛】「気圧が原因」は思い込みかも…痛み止めの飲みすぎで慢性化、脳卒中などの見逃しリスクも 「日誌」で自分のパターンを知って対策【医師が解説】

「午前3時にギャー」夜泣きに悩むママを救う“深夜限定カフェ” 『10人に1人が産後うつ』の時代を救う拠り所の理想と現実 新潟市西蒲区

生乾き臭は “菌の代謝物” だった… 今年の梅雨こそ しぶといニオイと離れたい『部屋干しの正解』









