広島市の松井市長が、被爆体験を証言してきた被爆者たちの功績を称え、感謝状をわたしました。
広島国際会議場で行われた感謝状の贈呈式には、被爆体験証言者およそ30人が出席しました。原爆資料館を訪れる修学旅行生や観光客らに、長年にわたって被爆の証言活動を続けた功績を称え、広島市の松井市長が感謝状を渡しました。
被爆体験証言者 内藤愼吾さん
「『話を聞いて、核戦争、核兵器のこわさを痛切に感じた』と、沢山そういう感想を聞きます。だから、証言をはじめて良かった」
被爆体験証言者 河野キヨ美さん
「私たちにはもう時間が無い。時間が無いから、若い人たちに一生懸命伝えようと思っています。『戦争がダメだというのを、言い続けてくださいね』と子どもたちに言うんです」
会場では、被爆証言を聞いた学生たちから寄せられた「私たちが、次世代につなげる番だと思った」といった感想も紹介されました。














