現役世代の支持集めた杉本氏、高齢層は小野氏
過去最多の9人が立候補した静岡県の伊東市長選挙は、元市議の新人で国民民主党県連が推薦した杉本憲也氏(43)が、元市長で自民党県連推薦の小野達也氏らを破り、初当選を果たしました。

各候補の確定得票数です。
杉本憲也氏:13522票
小野達也氏:10962票
田久保真紀氏:4131票
黒坪則之氏:2779票
利岡正基氏:997票
石島明美氏:628票
鈴木奈々子氏:399票
岩渕完二氏:309票
大野恭弘氏:95票
「昔の伊東にはもう戻らない」元市長・前市長以外の選択
SBSなどが実施した出口調査の年代別投票行動を見ると、60代と80代では小野氏への投票が多かったものの、それ以外の年代では杉本氏が上回る形となりました。法政大学大学院の白鳥浩教授とともに、選挙結果や出口調査から見えた有権者の意識について分析しました。
<法政大学大学院 白鳥浩教授>
Q. 43歳の新しいリーダーが誕生しましたが、この結果をどう見ますか?
「昔の伊東にはもう戻らないということで、元市長、あるいは前市長という市長選経験者以外というのを市民が選択した。そういう新しい選択肢を選んだという結果なんだろうと思います」
この改革路線を望むというのは、2025年5月の市長選から変わらない民意と考えることもできます。SBSなどが実施した出口調査の結果を杉本氏と小野氏にフォーカスします。














