最近よく見けかる「10年に1度程度」の高温情報。何度も目にするため、何を根拠に言っているのか疑問に思う人もいるかもしれません。

「10年に1度程度」の気象に関する情報が話題になるのは、気象庁が「早期天候情報」を発表したタイミングです。早期天候情報には「高温」「低温」「大雪」の3種類があります。気象庁が、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかけます。

6~14日先までの期間で、▼5日間平均気温が平年に比べて「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または▼5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表します。
※発表は、月曜日(祝日などの場合は火曜日)と木曜日の午後2時30分頃に、「中国地方」などの地方ごと。

12月に入って、「高温に関する早期天候情報」が、すでに毎週のように発表されていて、これから年末にかけて平年よりも高温な状態が続く見込みです。