地図で見る各候補の地盤固め

過去最多となる9人が立候補した伊東市長選は、終盤の情勢が明らかになりつつあります。

SBSなどが期日前投票所で実施した調査では、小野達也候補と杉本憲也候補が混戦から抜け出し、横一線の状況です。

その2人を黒坪則之候補と田久保真紀候補が並んで追う展開になっていて、利岡正基候補、石島明美候補、岩渕完二候補、大野恭弘候補、鈴木奈々子候補は支持が伸び悩んでいます。

ただ、大半の有権者が投票を済ませていないため、今後、情勢が変わる可能性があります。

候補者を地区ごとに見てみます。北部の宇佐美地区を中心に活動しているのが、小野候補と杉本候補です。「市街地エリア」を拠点にするのが石島候補。

南部の伊豆高原地区が拠点なのは利岡候補、岩渕候補、黒坪候補、田久保候補の4人。そして、県外から立候補した大野候補と鈴木候補です。

複数の地区で立候補者が競合し、地盤固めは激しさを増しています。

最終盤の選挙戦は候補者の空白域の票や浮動票の取り込みが焦点となりそうです。

伊東市長選は12月14日に投開票されます。