東京・台東区で、0歳の男の子がはしかに感染しました。男の子は発症後に台東区役所に訪れていて、区は男の子と接触した職員に健康観察を実施しているほか、区の公式ホームページで注意を呼びかけています。

台東区によりますと、0歳の男の子は先月28日に発熱やせき、発しんなどの症状が出て医療機関を受診したところ、はしかと診断されたということです。

男の子は海外渡航歴があり、ワクチンの接種は受けていませんでした。

男の子は今月2日午後2時から5時ごろまで台東区役所に訪れていたということで、区は患者と接触のあった、およそ150人の区職員に健康観察を実施しています。

区は公式ホームページで、▼症状が出た場合は医療機関に電話等で麻しん(はしか)の疑いがあることを伝え、以降は医療機関の指示に従う、▼医療機関への移動の際は公共交通機関の利用を可能な限り避ける、などと呼びかけています。