ことし4月、知床半島沖で起きた観光船沈没事故で、国の運輸安全委員会は、船首の甲板のハッチから海水が流れ込こみ、沈没したとする経過報告を公表しました。
運輸安全委員会がまとめた経過報告によりますと、沈没した観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の位置が最後に確認された「カシュニの滝」沖では、波の高さが2メートルを記録していました。
これまでの調査で「KAZUⅠ」の船首の甲板のハッチが、事故前から完全に閉まらないようになっていたことがわかり、船の揺れでハッチのふたが開き、高い波によって大量の海水が船の内部に流れ込んだため、沈没したと推定しています。
また、エンジンが停止したのは、機関室に流れ込んだ海水によって、燃料を噴射するために必要な電子部品がショートしたためとみられています。
この事故では、乗客・乗員20人が死亡し、6人が行方不明のままです。
運輸安全委員会は経過報告の内容を踏まえ、さらに運航判断や検査の実効性などが事故にどのような影響を与えたかなどの分析をすすめ、最終報告書をまとめる方針です。
注目の記事
10歳男の子が流された…有明海に消えた“黄色いゴムボート”「とっさの判断」長年の勘で走った海の男に感謝状

「苦労が多いが報われないのも原因」 深刻な外科医不足 20年後には半減の推計も 大学病院が始めた新たな挑戦 山梨大学医学部附属病院

【とっさの判断】「5時間くらい歩いている」夜道を歩く高齢男性を発見し、約70キロ離れた警察署まで送り届けた大学生(18)に感謝状【岡山】

東京都 結婚支援に本腰、婚活アプリ「TOKYO縁結び」760組が真剣交際 265組が結婚 おととし9月運用開始【Nスタ解説】

震災の津波にも負けなかった2隻の"御座船"引退へ 今年の塩釜みなと祭で最後の神輿海上渡御

子どもの自殺 9月が最多 “9月1日問題” …「甘えと決めつけないで」「夏バテやうつ病と違う」対策は夏休み前から









