旧統一教会から多額の献金などを強いられたとして、元信者の女性が教団を相手取りおよそ6200万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こしました。

訴状などによりますと原告の63歳の女性は、2022年に脱会するまでの33年間、親から借金をさせられるなど教団からおよそ4600万円の献金を強いられたなどと主張しています。

女性は脱会後、教団側と示談交渉していましたが決裂、一連の違法行為で家族間の信頼が失われるなど精神的苦痛を受けたとして提訴に踏み切りました。