9日に神奈川県の日向山で発生した山火事。10日朝から、消防による消火活動が行われました。

正午ごろの映像では、煙は立ち上っていたものの、炎は確認できません。しかし、温度の違いが分かる映像に切り替えると、いたるところに“赤い点”が。これは熱源で、消防によると、火の勢いは収まりつつある一方で、熱源が今も広範囲にわたって確認されているということです。

秦野市・伊勢原市 共同消防指令センター長  斎藤正さん
「広がっているのは『飛び火』。長期戦も考えなきゃいけない」

消防は当初、10日の鎮圧を目指していましたが、鎮圧には至らないまま、この日の消火活動を終えています。