区長「販売から生じたごみは責任もって処理すべき」新たに設置する考えはなし

渋谷のタピオカ店「幸福堂」は、他店のごみなどが捨てられる可能性があるので設置しておらず、設置したら、分別して捨ててくれるか不安があるということです。
タピオカ店のごみ以外のものも入ってくる可能性がありますし、処理にはお金もかかってきます。
では、今回の状態で区はごみ箱を設置するのかどうかですが…
渋谷区長は(区議会の答弁より)
「販売から生じたごみは責任をもって処理すべき」
区が管理するごみ箱を新たに設置する考えはないということです。ですから「お店ごとにごみ箱を設置するように」ということです。
街でごみ箱は減っていますから、このごみ問題は難しいところではあります。
井上貴博キャスター:
個人的には渋谷区のごみ箱設置の義務化には少し疑問があります。
日本では、テロ対策もありますが、公共のごみ箱を少なくしましょう、少なくなりました、ごみが増えました、じゃあどうしましょうか、となったときに、まずは率先して行政や自治体側が設備投資をして、ごみ箱を設置すべきではないかなと思います。
その部分の負担を民間だけに強いるというか、ある意味で民間だけに責任を負わせるように見えなくもないので、これはどうなんだろうなと個人的には思うのですが…

会社経営者・投資家 池澤摩耶さん:
民間ではなくて区がごみ箱を設置するべきだし、いろんな国に行っても、こんなにごみ箱がない国はないですよね。私たちも一日中ごみを持ち歩いてるじゃないですか。なので個人的には置いて欲しいです。
2千円や5万円の過料を集めに行く人たちがいるわけなので、その分の賃金も考えたら、ごみ箱を設置した方が早い気はします。














