TBSテレビ
歌舞伎俳優・市川團十郎さんが10日、『市川團十郎特別公演』製作発表会見に出席し、囲み取材に応じました。
本公演は、平安絵巻から舞い降りたような気品と華やぎのある姿で魅了する『源氏物語』と、成田屋の代名詞として期待する荒事の素晴らしさ、江戸歌舞伎の力強い舞台を1日で同時に上演します。
團十郎さんは“歌舞伎を観たくても、お家や地域からなかなか離れられない方も多いと思うんですけど、そういう方々に観て頂けることが、文化として大事な事かなと思うので“と話し、“東京とかでやる公演とは違う思いで懸命に舞台に向き合いたいと思ってます”と、特別公演についての意気込みを語りました。
続けて、“個人ではかなり温泉に、かなり行きました！温泉にめちゃくちゃ詳しくなった１年だったなと思います“と今年を振り返り、“多分、ここにいる誰よりも1番入ってます！“ “多い時は1日8件とか行きましたから！“と温泉への熱いエピソードを披露。團十郎さんは“ここにいる人間の中で、1番今年は温泉に入った人間として、胸を張って生きていきたいと思います！“と自信満々に伝え、会場を笑わせていました。
そして、今年を漢字一文字で表すと？という質問に対しては『泉』と回答。“温泉ってあったかいのだけじゃないんですよ、冷たい温泉がいいのもあるんですよ！”ということで、『温』ではなく、『泉』を選んだ理由も語っていました。
『市川團十郎特別公演』は、石川県小松市團十郎芸術劇場うららを皮切りに、全国21会場で26公演行われる予定です。
【担当：芸能情報ステーション】
