サッカーJ1リーグの最終節がおととい(6日)行われました。ファジアーノ岡山はアウェーで清水エルパルスと対戦し、11試合ぶりの勝利で今シーズンを締めくくりました。

20チーム中、16位で迎えた最終戦。初のJ1シーズンの総決算とあって多くのサポーターが静岡の地に駆けつけました。

(ファジアーノサポーター)
「今シーズン楽しかったです。全員で勝つ。」
「自分自身サポーターとして、きょうは最後の戦いで。選手が走り切れるような応援をしたいと思います。」
「きょう勝てば清水の順位を抜けるから。また来季の励みになりますしね。」
「家族みんなで楽しめるのってファジくらいじゃないですかね。ファジアーノファイトー」

最後に勝ち点3がほしいファジアーノ。相手は、過去1度も勝利がない清水エスパルスです。ファジアーノは、前半から果敢に攻めフルスロットルで相手ゴールに迫ります。スコアレスで迎えた後半18分。立田からのロングフィードに、ルカオが抜け出し・・・そのままゴールにねじ込みます。さらにー

(実況)「木村のクロスの、江坂だー!」

(話 MF8江坂 任選手)
「ああいう豪快なゴールが決められて、木村太哉選手にJ1初アシストをつけられたので、良かったかなと思います」

守っては、守護神ブローダーセンが、ファインセーブ。攻守で役者が奮闘したファジアーノ。11試合ぶりの勝利で今シーズンを締めくくりました。

(FW99 ルカオ選手)
「きょうのゴールはファンとサポーターたちに捧げたいと思います。子どもたちにも夢を与えたいので、子どもたちの手本になるように頑張ります」

(MF8 江坂任選手)
「1年厳しい中で戦って来ましたし、それが勝利で終われたというのはホッとしています。あとはけがなく1年戦えたことがよかったと思いますし、ピッチの中からチームを引っ張ることができたというは充実していたかなと思います。」

(MF39 佐藤龍之介選手)
「もっともっとうまくなりたいですし、上に行きたいと思っているので、世界で活躍して、日本代表としても活躍していきたいと思います。」

クラブ史上初のJ1シーズンは、12勝9分17敗の13位で終えたファジアーノ。選手、スタッフ、サポーター全員で勝ち取ったJ1残留。来シーズンもその活躍が期待されます。