長期金利が一時、1.97%まで上昇しました。

きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物の国債の利回りは一時、1.97%まで上昇しました。2007年6月以来、およそ18年半ぶりの水準となっています。

日銀が今月の金融政策決定会合で、利上げするとの観測が引き続き高くなっていることから、国債が売られて、利回りが上昇しています。

また、政府が掲げる財政拡張的な経済政策に対する財政悪化への懸念から長期金利は上昇傾向が続いています。

日銀の植田総裁はあす、オンラインイベントに参加が予定されていて、発言が注目されているほか、日銀の金融政策決定会合は来週18日と19日に予定されています。