岩手県内で支給される夏のボーナスは、「前年並み」と答えた人が62%余りで、「増加」と回答したのはおよそ21%でした。

これは経済や産業の動向について分析している、いわぎんリサーチ&コンサルティングが、県内の会社員や公務員を対象に行った調査で、514人から回答を得ました。それによりますと、この冬のボーナスの受け取り予想額について「前年並み」と答えた人は、前の年を3.9ポイント上回る62.3%でした。次いで「増加」が前の年を1.8ポイント下回る21.6%と、「前年並み」の3分の1となっています。「減少」も2.5ポイント下回って12.1%でした。いわぎんリサーチ&コンサルティングは「増加が2割を超える中で、減少の割合が低下するなど明るさが見られるものの、ボーナスの引き上げは鈍化傾向にある」と分析しています。