京都の知恩院は今年の大みそかの「除夜の鐘」の参拝を有料化し、境内で予約の受付けが始まりました。

 日本三大梵鐘として知られ、古都の風物詩として多くの参拝者が訪れる知恩院の「除夜の鐘」。知恩院は、外国人観光客の増加などに伴い、混雑緩和や事故防止を図るため、今年から除夜の鐘の参拝を有料化し、事前予約制にしました。

 拝観料は1人3000円で、ホームページでの2000人分の予約枠は既に完売していて、8日から境内で400人分の予約が始まりました。

(境内で予約した人)
 「京都の大学に通っているので、1回でいいので知恩院の除夜の鐘をみたいなと思って。見られるなら(予約でも)いいんじゃないかなと思います。毎年人が大勢いて大変と聞くので」

 予約の受付は12月30日までで、先着順です。