ノーベル化学賞に選ばれた北川進さんがスウェーデンの日本人補習校を訪れ、子どもたちに「興味のあることをしっかりやることが重要」だと話しました。
ノーベル賞の授賞式に出席するためスウェーデンを訪れている北川進さんと生理学・医学賞の坂口志文さんはノーベル博物館で、椅子の裏へサインする恒例行事に参加しました。
北川さんはこの日、現地の日本人補習校の生徒らを前に研究テーマについての講演を行いました。子どもたちからはこんな質問も…
生徒
「ノーベル賞をもらうためじゃなく、ただ面白いからやってたんですか?」
ノーベル化学賞 北川 進さん
「そう。面白いことをまずやらなダメ。自分が面白いと思うことを突き詰めていく。だから好きなことをやる、興味あることをしっかりやるというのが重要です」
北川さんは「失敗を重ねると新しいことが分かってくる」と語り、失敗をおそれず挑戦するよう、子どもたちにエールを送りました。
また、坂口さんも日本メディアの取材に応じ、留学する日本人が少なくなっていることにも触れ、「若い人がもう少し積極的になってほしい。もう少し野心的になってほしい」と若手研究者への思いを語りました。
注目の記事
1歳半から里親家庭に「自分は何も悪いことしていないのに…」心を閉ざした幼少期 19歳女性が看護師の夢と自立へ一歩を踏み出す

「ご父兄ですか?何か一言を」無神経にマイク向けるマスコミへ怒り 「助かる見込みはありません」医師の非情な宣告 附属池田小事件で娘奪われた遺族が『超混乱期』振り返る【犯罪被害者支援part1/全4回】

箱根駅伝2連覇ランナーのその後…名門・青山学院のアンカーが選んだ「第二の人生」恩師・原晋監督もエール【アスリート引退後の決断・前編】

「車が横転し、白煙が...」その時 “互いに見知らぬ3人の男性” が救出に向かった!その後 車は炎上「九死に一生の救出劇」とは【前編】

「強く抱きしめると痛いのでは…そっとなでることしかできなかった」 顔には多数のあざや傷、血で固まった髪の毛 金目的で男3人に拉致、殺害された一人娘 【2007年・闇サイト殺人事件 前編】

命を奪われる前夜の電話「たわいもない会話が、今では愛おしくてたまりません」20歳の大学生、飲酒ひき逃げで亡くなった…父親が手記









