「人を笑顔にできる看護師って、素敵だな」

包帯を巻く練習

今、夢乃さんは、看護師という夢への挑戦のため、奨学金を借りながら県内の看護専門学校で学んでいます。

「専門用語は難しい…(テストの度に覚えている? )そうです。みんなで暗記しています」

看護師を目指したのは、自身の幼い頃の経験がきっかけでした。小学5年生のときに「神経線維腫症」という病気がわかり、2度の大きな手術を経験。何度も入退院を繰り返した夢乃さん。患者に優しく接する看護師の姿をみて、自分も同じ道に進みたいと思うようになりました。

「最初病院に来た患者さんが、とても凹んでいたんですけど、自分が退院するときにその患者さんを見たら笑って退院していて。笑わせられるんだと思って。笑顔にできる看護師って素敵だなと」