東日本大震災の被災地の子どもたちを支援したいと、アメリカの図書館で働く男性から届いた英語の絵本が14日、宮城県東松島市の小学校に贈られました。
東松島市立赤井南小学校で行なわれた寄贈式では、アメリカから届いた英語の絵本が、児童の代表に手渡されました。

児童の代表:
「この本でますます英語の学習が楽しみになりました」

絵本は、アメリカ・マサチューセッツ州の図書館で働くヴィンセント・ゴールデンさんが、石巻市の支援団体を通じて贈りました。

ヴィンセントさんは2012年以降、石巻市と東松島市の学校におよそ3000冊の絵本などを贈り続けていて、この学校には絵本74冊とゲームが届けられました。
橋渡し役の団体の代表「テイラー・リーダーズ・プロジェクト」佐々木恭子さん:「なかなか出来ることではないと思っている。本がいかに子どもたちの人生にとって大切かということをご本人が一番よく知っているので、受け入れ側として精一杯サポートする」

贈られた絵本やゲームは、英語の授業などで活用する教室に置かれ、児童たちに自由に楽しんでもらうということです。














