男女ともに8年連続で県代表として、全国高校駅伝に挑む大分東明高校駅伝部を取材しました。男子の目標は表彰台に立つこと、女子は8位入賞を目指しています。
今年も大分県大会をアベックで制し、全国への切符を手にした大分東明駅伝部。男子は去年の大会で2016年と17年に続く最高順位の4位入賞を果たしましたが、目標としていた表彰台にはあと一歩、届きませんでした。全国大会を12月末に控え、選手はリベンジに向け熱意を燃やしています。
(大分東明高校駅伝部・荒尾波瑠主将)「先輩たちと比べると個人のタイムとしては劣るが、チーム全体の力としてやっていく。去年よりチーム力は強いと思う」
チームを引っ張るのは、2年生の松井一選手。アンカーとして出場した去年の都大路では最後のトラックで順位をあげる力走を見せました。
(松井一選手)「1人1人諦めないで走れば(表彰台は)届かないところではないと思うので、しっかり見据えて頑張りたい。区間1ケタで後続にいい流れを作る走りを見せたい」
松井とともに軸となるのが、キャプテンの荒尾選手と留学生のダニエル選手です。県大会ではともに区間新記録を達成するなど、順調な仕上がりです。
(荒尾波瑠主将)「みんなを背中で引っ張っていけるようにしたい。狙うべきは1位なので、最大の目標として勝負にこだわってしっかり狙っていきたい」
一方、女子は県大会で全区間で区間賞を達成する完全優勝を果たすなど勢いをつけています。去年の都大路では17位に終わりましたが、キャプテンの多田選手や留学生スーサン選手を中心に、今年は入賞を目指します。
(大分東明高校駅伝部・多田妃奈主将)「1区でいい流れを作って笑顔でタスキをつないで、去年の順位を超えられるように頑張りたい」
男女一緒に切磋琢磨して、8年連続で全国大会に出場する大分東明駅伝部。12月25日、都大路で風になります。