仙台市の八木山動物公園で生まれ育ったレッサーパンダが繁殖のため高知県の動物園に移ることになりました。14日は、お別れ会が開かれファンが別れを惜しみました。
八木山動物公園で飼育されているレッサーパンダ、オスの「ユズ」4歳です。2018年に双子で生まれ、人懐っこく、愛くるしい表情で人気を集めてきました。

レッサーパンダは絶滅危惧種に指定されていて、動物公園にいる8頭のうち、ユズが繁殖のため、高知県立のいち動物公園に引っ越すことになりました。

お別れ会では、飼育員が「ユズ」のエピソードを披露しました。
八木山動物公園飼育展示係 相澤里さん:
「足元に手をかけてきて何か(餌を)持っていないの?という表情で見たり、ちょっかいをかけてきたりすることがよくあった」

訪れた人たちは「ユズ」との別れを惜しんでいました。
訪れた人:
「とても残念。子どもっぽいので守ってあげたい」

「かわいいのは勿論、表情が人間と同じで喜怒哀楽が豊か。早く環境に慣れて欲しい」

「ユズ」は12月18日まで展示され、19日に高知に向けて出発します。















