6日、四国4県の警察音楽隊が合同の演奏会を高知市で開きます。キレのある旗さばきや、美しく揃った演奏が見どころです。
四国4県の警察音楽隊は、毎年、四国内の各県で持ち回りで演奏会を開いていて、今年は高知で開催されます。4日、演奏会を前に初めて4県警の音楽隊が一堂に会し、合同で練習を行いました。
そして、各県警のメンバーの立ち位置や照明のタイミングなどを入念に確認していました。
◆愛媛県警音楽隊のメンバー
「初めての四国4県合同演奏会になるので、とても楽しみにやってまいりました」
◆愛媛県警音楽隊のメンバー
「各県のメンバーでは少人数なので、合同になったら迫力がすごくて、見どころ満載だと思います」

コロナ禍の影響で高知での開催は7年ぶりですが、それ以前から演奏会は人気を集めていて、今回も1か月半ほどで、およそ1300の座席の予約が埋まったということです。
大勢の人が期待を寄せる「高知開催」。地元開催となる高知県警音楽隊は、10月中旬から演奏会に向けて練習に励んできました。
◆高知県警音楽隊のメンバー
「普段は交番でお巡りさんとして勤務してます。先輩方に教えてもらって楽器が吹けた時が、すごく楽しいです」
◆高知県警音楽隊 北川浩一 副楽長
「事件がないわけではないので、練習に行けない日ももちろんありますが、楽しみにしていただけたらと思ってずっと練習していました」

高知県警音楽隊のキャッチコピーは、県民と警察を結ぶ「音の架け橋」。隊員の数こそ19人と、4県の中で最も少ないですが、そう感じさせない全力のパフォーマンスで演奏会に臨みます。
◆高知県警 音楽隊 福留寛子 楽長
「高知県が開催県ということなので、準備も並行しながらみんなが協力し合って訓練してきました。県民の方々が感動して帰っていただけるような演奏会にしたいと思っています」
演奏会は6日、高知県立県民文化ホール・オレンジホールで開かれます。














