向こう3か月のコメ価格は「さらに安くなる」見通しで、“暴落の懸念”を指摘する声まで。しかし、お店での価格はいまだに過去最高の水準。一体どういうことなのでしょうか?
高止まりが続くコメですが、ついに下がるかもしれません。きょう発表された「向こう3か月」の価格見通しは前の月から7ポイント下落の「32」。先高・先安観の分かれ目となる「50」を大幅に下回りました。
JA全中 山野徹 会長
「需給は緩和の方向にあります」
新米の収穫量が増える見込みであることが主な要因ですが、店頭価格は…
客
「下がらない。新米が出ても」
こちらのスーパーでは、新米が依然として5キロ4800円台。見通しと違ってなぜ一向に下がらないのか?
コメの在庫を確保しようと、集荷業者などが軒並み高値で買い取った新米。例えば、4000円でコメを仕入れた集荷業者は、それより安い値段で小売りに卸すと、損をします。
集荷業者は損をしたくないため、値段を安くせずに様子見し、多くの在庫を抱えているのが実情。ところが、来年の春には新しいコメの作付けも始まるため、在庫分の“価値”が下がります。そうなると、高く仕入れたコメを安く売る「損切り」に出ざるを得ない事態も。
そこで懸念されているのが…
神明ホールディングス 藤尾益雄 社長
「このままいけば暴落するのは間違いない」
こう語るのは、国内最大手のコメ卸・神明ホールディングスの社長。抱える在庫量が「過去にないほど多くなる」という状況のため、コメ余りが“暴落”に繋がりかねないと指摘したのです。それは、「損切り」を急ぐ集荷業者が競うように売っていく可能性があるからです。
こうしたなかで、社長が考える適正な価格とは。
神明ホールディングス 藤尾益雄 社長
「5キロ3500円が適正。これでも消費者は理解してしっかり買ってくれる」
これには生産者も…
生産者
「そのくらいの価格が一番、農家と消費者の妥当な線かな」
過去最高水準の価格が続くなか、“暴落”が取りざたされる異例の状況。妥当な価格に落ち着くのはいつになるのでしょうか。
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