年越しの準備などで買い物客が増えると同時に、金銭を狙った犯罪が増える傾向にある年末を前に、盛岡市のスーパーで4日、強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。

犯人役「聞こえただろ金出してくんね?」
従業員「ここでは鍵がないので開けられません」
犯人役「そういうこと言ってんじゃねえ、俺やべえんだよ今日」訓練が行われたのは盛岡市津志田西のユニバース盛岡南店です。
4日は店舗の従業員と近隣店舗の店長などおよそ40人が参加。
強盗事件を想定した訓練で対応を確認しました。

これから年末にかけてスーパーは年越し準備などのため買い物客が増加します。
同時に金銭の取り扱いが増えることからこれを狙った犯罪も増える傾向にあり、防犯対策の徹底が求められます。(ユニバース盛岡南店 上山健一店長)
「12月は来店数が増える。常にこういうことはあり得ると思いながら対応している。まず従業員が冷静に対応できるよう訓練していかなければならないと今回改めて感じた」

訓練の参加者は買い物客の避難誘導や、犯人の特徴の共有などそれぞれの役割を確認した後、警察からさすまたの使い方を教えてもらい、万が一の事態に備えていました。