福島第一原発に溜まり続ける処理水について東京電力は4日、通算17回目となる海への放出を開始しました。

福島第一原発にたまる放射性物質トリチウムを含んだ処理水について、東京電力は、午前11時すぎに通算17回目の海洋放出を開始しました。

今回は、今月22日までに、約7800トンを放出する予定です。福島第一原発の処理水は、2023年8月に放出が始まって以降、これまでに12万5000トンあまりが海に放出されました。

東電は、今年度約5万4600トンを7回に分けて放出する計画で、今年度の放出は、今回を含め残り2回となります。