遺族が長年資料の開示を求めていた中、事故から12年が経過した去年12月下旬初めて開示されていたことがわかりました。

資料には「企業文化・風土の視点」や「安全管理体制の視点」など5つの項目で合わせて57の質問に対する回答が書かれています。

中には「点検頻度が以前より少なくなっている」「日常の点検を充実させるべき」といった意見のほか、「過去の点検データについてトップや責任者に問題点が伝わらない仕組みになっている」など点検や組織の問題点の指摘が多く見られます。