感染が拡大するインフルエンザについて、福岡市医師会は、基本的な感染対策を呼びかけました。
警報レベルを超える大流行の背景に変異株をあげています。

福岡市医師会は3日の定例会見で、インフルエンザの例年より早い大流行の要因に変異株「サブクレードK」が猛威を振るっていることやインバウンドの増加によるウイルスの流入を挙げました。
福岡市によりますと今シーズン、学級閉鎖した小中学校などは3日までに234件で、去年の同じ日の約7倍となっています。

福岡市医師会 植山奈実 常任理事
「変異株に関しては今年初めて出てきたものですのでピンポイントではカバーしきれないのかもしれませんけれど、インフルエンザ不活化ワクチンとしてのカバー力はあると思いますので重症化は避けられる効果が十分にある」
医師会は流行によって医療機関が逼迫する恐れもあるとして、手洗いうがいなどの基本的な感染対策やワクチンの接種を呼びかけています。














