前衛的で大胆な作風の備前焼で知られる陶芸家・藤原和さんの個展が岡山市北区で始まりました。

手びねりで成形されたこの作品は、土本来の固い質感や、あふれる生命力を表現しています。展示会は、備前市・指定無形文化財保持者の、備前焼作家、藤原和さんが、陶芸の魅力を伝えようと、3年に1度開いているものです。

会場では、オブジェや土を塗りつけて作られた絵画、

それに、書家の高木聖雨さんとの合作など、約60点が展示・販売されています。

(備前焼作家 藤原和さん)
「今までは基本的には器を作っていたんですが、今回は器からちょっと離れて、土の柔らかさとか表情を見てもらいたくて造形している。クリエイトしながら、伝統とか伝承を守っていく人たちのことを、僕の作品を見ながら感じていただければ一番うれしいかなと思います」

藤原和さんの個展は、今月8日まで開かれています。














