中国で今年の「10大流行語」が発表されました。アメリカとの対立で中国経済が打撃を受けるなか、「回復力」を意味する「靭性」という言葉などが選ばれています。
中国の出版社が毎年発表している「10大流行語」。今年も「2025年10大流行語」が2日、発表されました。流行語には回復力、粘り強さ、などの意味を持つ「靭性」という言葉が選ばれました。
今年、アメリカと中国の間で激しい貿易戦争が繰り広げられ、中国では景気の先行きに不透明感が漂っています。そうしたなか、中国政府や中国メディアは中国経済には「靭性」=回復力があるとして安定性をアピールしてきました。
また、いわば「身体を持つAI=人工知能」を意味する「具身智能」という単語もランキングに入っています。中国では、AIを搭載した人型ロボットの開発が進められていて、今年、人型ロボットのスポーツ大会をはじめとした大規模なイベントが開催されたことが背景にあります。
ほかにも、会社に出社せずパソコンとインターネット環境があればどこでも仕事ができる人を指す「数字遊民」。生きている実感がある、という意味を持つ「活人感」という言葉も流行語になっています。
主催者は「活人感」が流行語に選ばれた背景について、AIの性能が向上し人間に近い存在になるなか、「人間が持っている、生きているという実感がより貴重なものになっているため」としています。
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