お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんが、自著「笑辞苑」発売記念イベントを開催しました。
同書は雑誌「EX大衆」で長年連載したエッセイをまとめたもので、養成所、事務所、営業、同期、ネタ番組、解散…芸人と切り離せない言葉についてエピソードを交え語り、審査員を務める「M-1」で起きた「漫才じゃない」論争、事務所問題、大学お笑いなど、昨今のお笑い界を語る上で欠かせない話題もたっぷり詰まった、まさに辞書的な存在となっています。
塙さんは“ナイツは、(週に)15時間半ラジオをやっているんですけど、内容は浅い話が多くなってしまうのですが、ラジオでも話せないような思いを表現する場所がほしくて、本なら思っていることを書けるかなと。若い人、同年代の我々の良いこととか葛藤とか、そういったことも全部書いていると思います。最新のやつは、読んでないんですけど”と、笑いを交えつつ説明しました。
また、“取材などでも笑いについて聞かれることが多いんですけど、マスコミの方にも「これ読んでおいてください」って、1冊持ってていただけると助かります”と集まった取材陣にも積極的に売り込んでいました。
時事ネタ漫才で人気を博すナイツ。最近気になった時事ネタについて聞かれると“ビトたけしさんの結婚かな?これをどういう風に漫才に昇華しようかなと”と笑い、“僕はコスパの悪い仕事ばかりしてまして。、はっきり言って1円にもならない漫才協会の仕事や漫才の段取りなんかも自分の中でストイックにやっているんですけども、これだけやっているから勿体ないな。それを表現したいなというのがどこかにあった”と語りました。
また、今年1年を振り返ってもらうと“みなさん忘れているかもしれないですけど、顔面骨折をしたんですよ。ドラマの聖地巡礼に行った時に思いっきり転んじゃって、顔面骨折をしたんですけど、それで今では転んだ場所が第2の聖地になっているみたい”と、グーグルマップに「ナイツ塙の側溝」として記載され聖地化されていることを自虐的に明かしました。現在は手術して、まだプレートも入っており、だいぶ良くはなったが、まだしびれや突っ張り感があるとのこと。塙さんは“そのとき1か月くらい休ませていただき、いろんな人に迷惑をかけ、仕事が無くなっちゃうんじゃないかなという恐怖があったので。復活してからは来た仕事は全部やろうと決めてやってきました。なのでこれからも「ボケてボケてボケてボケてまいりますんで」”と流行語で笑わせました。
顔面骨折からの大きな飛躍という点で、ビートたけしさんの名があがると、“たけしさんは左側、僕は右側だからなぁ…”と、しつつも“俳優業があります、来年、映画みたいなので壇蜜さんとW主演の「愛の道草」って。台本がまだ届いていないのでわからないですが、濡れ場があるのか?それが楽しみです”と、運気は上昇中であることを明かしました。
【担当:芸能情報ステーション】














