そして決勝ラウンドでは、上位争いが混戦模様になります。3日目に魅せたのは、賞金ランキング3位につけていた蟬川泰果。ノーボギーで8バーディーを奪う追い上げを見せ、トータル-14で3位タイに浮上し、優勝を狙える位置に躍り出ます。
大会最終日に

は、注目のホストプロ・石川遼。苦しいながらもなんとか予選ラウンドを通過した石川は、1イーグル・5バーディ・1ボギーと6つスコアを伸ばす意地を見せ、トータル-6、48位タイで大会を終えました。
高知県勢は、片岡大育が-4(54位タイ)、亀井康生は+4(65位)でした。
◆片岡大育
「今大会は、非常に悔しい結果に終わりました。そうした中でもたくさん声援を送っていただいて、毎ホール楽しい気持ちでできました」
◆亀井康生
「声援がとても力になったんですけど、恩返しできるような結果ではなかったと思います」
熾烈な優勝争いは、3位タイからスタートした大岩龍一がトップを猛追。最終18番でこの日7つ目のバーディーを奪い、トータル-21でホールアウトします。
そして、初日から安定してスコアを伸ばした砂川公佑もトータル-21で並び、優勝の行方は、大会15年ぶりの「プレーオフ」に突入しました。














