災害で高速道路の片側が走行できない場合を想定した、本四高速と自衛隊の合同訓練が坂出市の瀬戸中央自動車道で行われました。
岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋での訓練です。本四高速と、四国を管轄する陸上自衛隊から約50人が参加しました。地震や風水害による大規模災害が発生し、上り車線が通行できなくなった想定です。

緊急車両が走行する道を確保するため、自衛隊と連携して中央分離帯のガードレールを手作業で外すなど、下り車線に車を通す手順を確認しました。
(本四高速坂出管理センター 田村正所長)
「(瀬戸大橋)は岡山県と香川県を結ぶ大動脈となっていて、近くに代替路線がありません。実際のものを確認しながら訓練を行うことができたことに意義があった」

本四高速と自衛隊は、今後も定期的に合同訓練を実施して、災害時に迅速な対応ができるよう備えるとしています。














