11月末で今年の営業を終了した立山黒部アルペンルートの今シーズンの入り込み客数は48万人で、去年より増加したものの過去3番目に少ないことがわかりました。コロナ禍前の半分ほどにとどまっています。


立山黒部貫光によりますと、アルペンルートのことしの入りこみ客数は48万人で、去年に比べおよそ6割増加しましたが、新型コロナ感染対策以前と比べると半分ほどにとどまっています。


今シーズン開通当初は2年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限などがなく客数が順調に増えた一方、夏には新型コロナの第7波、秋は悪天候により伸び悩みました。


また海外客は入国規制の影響でコロナ前の3パーセントと遠く及ばず、立山黒部貫光は「ことしの水際対策の緩和から海外客が少しずつ戻っていて、来年は海外客の回復を一段と期待したい」と話しています。