水素や燃料電池などクリーンエネルギーの分野で新しい産業を生み出そうと、経済団体による勉強会が開かれました。

この勉強会は水素エネルギーや燃料電池の分野をテーマに山梨県内の企業経営者らでつくる山梨経済同友会が開いたものです。

講師を務めた山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センターの飯山明裕センター長は温暖化防止のためにも自然エネルギーでつくるグリーン水素の活用が望ましいと指摘しました。

その上で今後の普及には燃料電池に使う小型水素ボンベの利用システムづくりや、新たな用途に対応した法令整備が必要だと語りました。

山梨経済同友会では2023年中に水素・燃料電池分野を含めた、山梨の将来についての提言を行うことにしています。