附属池田小学校事件の遺族が「犯罪被害者週間」に合わせて講演会を行いました。

 登壇したのは、2001年に起きた大阪教育大附属池田小学校事件の遺族の1人、酒井肇さんです。

 (酒井肇さん)
 「事件で長女の麻希(まき)、当時7歳を失い、以来、犯罪被害者支援、学校安全、報道被害等の問題に取り組んでいます」
 「最後に麻希が倒れていたところには、血だまりと左右の小さな手形が残っていました。左の手形には床を引っかいたような跡が残っていました。一歩でも前に逃げようとしていたと思います」

 酒井さんは、報道を通じて支援者につながった経験などをあげて、支援のネットワークにマスメディアも加わるべきと提案しました。

 (酒井肇さん)
 「私たち被害者は心理状態の分析やカウンセリングのみを望みません」
 「最愛の娘をあのような事件で失って、心に傷があるのは当然です。何とか私たちが生きていくための実質的な支援をお願いしたい」