特殊詐欺などの被害金の受け皿に使われる銀行口座の不正売買を根絶するため、警察庁と金融庁、全国銀行協会は「口座売買は犯罪」と注意を呼びかける動画を作成し、28日、公開しました。

連続ドラマ仕立てのあわせて30秒の動画は「口座を売った、それだけで。」と題され、「新しい口座を作れなくなった」「前科と損害賠償を背負った」などと、行為の代償の大きさを伝える内容となっています。

警察庁の重松弘教刑事局長は記者会見で、「安易な気持ちで口座売買することは、その後の人生に大きな影響を及ぼすと、しっかり認識してほしい」と訴えました。