日野自動車は臨時の株主総会を開き、三菱ふそうトラック・バスとの経営統合について、全ての議案が承認・可決されたと発表しました。

日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは今年6月、それぞれの親会社であるトヨタ自動車とドイツのダイムラートラックが持ち株会社を設立し、両社を傘下に収める形で経営統合することを最終合意していました。

こうした中、きょう、日野自動車は臨時の株主総会を開き、両社の経営統合について、全ての議案が承認・可決されたと発表しました。

新しい持ち株会社の名前は「ARCHION」となり、本社は東京・品川区に置かれます。

CEO=最高経営責任者には、三菱ふそうのカール・デッペン社長が、CTO=最高技術責任者には、日野の小木曽聡社長が就任します。

日野自動車は、来年3月30日で上場廃止となり、4月1日には持ち株会社の「ARCHION」がプライム市場に上場する予定です。

また、日野の株式は順次「ARCHION」の株式へ置き換えられることになります。