ウズベキスタンで開かれているワシントン条約の締約国会議で、27日、ニホンウナギなどの取引に規制を加える提案の採決が行われ、「否決」されました。
12月に開かれる全体会合で確定することになりますが、ウナギ料理店などからは安堵と不安の声が聞かれました。
日本の食文化も・・・消費の7割は輸入

RKB 西尾健佑記者
「香ばしい香りが食欲をそそります。身がふっくらやわらかくてタレとの相性がいいです。美味しいです」

北九州市小倉北区の老舗ウナギ料理店「田舎庵」です。

じっくりと焼き上げられたウナギは、外がパリッと、中はふっくらとした食感で、食べた客をうならせます。
28日も平日にもかかわらず、県の内外から、多くの客が訪れていました。

来店客
「美味しいですね。久々に食べて、ふわふわで」

来店客
「僕は富山から。高校の同級生と旅行で来ました。今までのウナギの概念が変わるくらい美味しくて感動しました」

そんな日本の食文化でもあるウナギですが、実は、消費量の7割を輸入に頼っています。
しかし、その供給を揺るがしかねない国際会議が、今、行われているのです。














