若手から世界で活躍する一流作家まで様々な作品を集めた国内の展示会で唯一、工芸に特化したアートフェアが28日から金沢で始まりました。今回で9回目となるKOGEI Art Fair Kanazawaには、国内を始め韓国や台湾の42のギャラリーから、およそ200人の作家が作品を出展しています。

金沢駅に隣接するハイアットセントリック金沢の客室の窓辺に飾られた作品。
金沢卯辰山工芸工房を卒業した陶芸家、やまわきてるりさんが手がけたもので、ひも状にした土をリボン状に積み上げ透け感を作ることで、繊細な優しい作品となっています。

KOGEI Art Fair Kanazawa アドバイザー 秋元雄史さん「先入観でイメージする工芸というのをいったんおいて、新しい今の時代の表現と思って見てもらえるといい」
また、2階にあるラウンジでは、作家が制作した器で飲食を楽しみながら、工芸の世界に浸ることができます。このアートフェア、29日と30日は一般にも公開されます。














