愛媛県は28日、私的なサイトの閲覧を繰り返していたなどとして、中予地方局に勤務する60代の男性職員を、減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。

県によりますと、職員は2022年から2025年4月にかけて、勤務時間中に観光地やホテル、車など業務に関係のないサイトを、一日に平均約1時間、閲覧していたということです。

同僚から上司に報告があり発覚し、聞き取りに対して職員は「業務に関係あると思っていた」と釈明しています。

また、この職員は2023年9月から2025年10月までの間、扶養家族の年収が扶養手当の支給要件を超えていたことを届け出ず、手当てを総額約20万円受け取ったということです。

これについては「収入の認識不足だった」と説明しています。
愛媛県は「再発防止に努める」とコメントしています。