13日、松江市に設置された自販機。

何を売っているのかと言いますと、この季節にぴったりの焼き芋です。糖度が40度もあるというこの焼き芋。食べることで支援につながるんです。


島根県松江市のデイサービスセンターに設置された焼き芋の自動販売機。
並ぶのは九州産・紅はるかの焼き芋、1缶500円で暖かいものと冷たいものを選ぶことができます。

堀れたてのイモを3か月以上熟成してから焼くという特殊な製法で作られていて、砂糖を使わず、無添加でも糖度が40度もあるんです。

記者 三宅純人
「ものすごく柔らかいです。次に驚くのが甘さですね。これはスイーツの域だと思います。」

自販機を作るのは、宮崎県で障害者支援に取り組む農福産業という会社。障害者と協力して作った自販機を全国23道府県に設置しています。

設置したデイサービスセンターは今後、入居者らと地産地消の焼き芋販売も目指すということです。

NPO法人 CSいずも 渡部直樹 理事長
「このコロナ禍で障害ある方の仕事もどんどん減っておりますけども福祉に携わる私たちがいろいろな支援を受けて仕事を作って行けたらと思う」

売上が障害者の賃金アップにつながるという焼き芋自販機。肌寒い季節にぴったりの焼き芋を食べることが支援につながります。