おととい香港で発生した高層マンションの火災は、これまでに94人の死亡が確認されました。現場から最新情報です。
火災のあった高層マンションです。先ほど、再び燃え出した場所があるとの情報もありましたが、目で見て燃えているというのは確認できません。
そして、このあと午後4時から警察と消防による会見が開かれるということです。
香港メディアによりますと、この火災でこれまでに消防隊員1人を含む94人が死亡、76人が負傷しました。負傷したうち12人が重篤な状態だということです。
昨夜、消火活動にあたった男性を取材したのですが、香港の歴史で最も深刻な火事だと話していました。男性は燃え広がった理由について大きく2つあるのではないかと話していて、1つはマンションとマンションの間が狭いということ。2つ目が天候です。出火当時の湿度は43%と低く、さらにきのうは19%と、香港に住んでいる人でも異常というほどの低さでした。
そして、このマンションは海の近くにあります。ここは海風も強く、マンション全体を覆っていた保護ネットにも燃え移りやすかったのではないかと話してくれました。
Q、住人の方からは話などは聞けたのでしょうか?
あの棟の2階に住まれていた高齢男性に話を聞くことができました。男性は当時、部屋で寝ていたということですが、外出から戻ってきた妻から「火事だ、逃げよう」と言われて、近隣の人にも「火事だ!」と知らせて逃げたと言っていました。
ただ、「荷物も何も持たずに来た」と話していました。
「熱さは感じなかったけど、においがすごかった」と当時の緊迫した状況を教えてくれました。そして、この先についてはなにも考えられないとも話していました。
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