広島県福山市の教育委員会は、所属する技術員が生活用品を万引きしたとして、停職3か月の懲戒処分にしました。
福山市教委管理部 藤井紀子部長
「市民のみなさまに深くお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした」
職員は、教育委員会管理部に所属する45歳の男性技術員です。市教委によりますと、2024年6月と2025年1月、市内のドラッグストアで化粧水や髭剃りの替刃を1点ずつ盗んだとしています。7月に警察から任意で事情聴取を受け、容疑を認めていました。その後店舗に対して謝罪し、約9千円の弁償をしたということです。
福山区検は10月、この技術員について不起訴処分としています。
市教委の聞き取りに対し、技術員は「プライベートの悩みやストレスがあり、魔が差した」と話しているということです。
小林巧平教育長は「綱紀粛正を徹底し、信頼回復に向け職員一丸となって取り組んでまいります」とコメントしています。














