2週間前からはじまったガソリンの補助金の段階的な拡充。その効果から県内最新のガソリン価格は2週連続の値下がりとなりました。

きょうからは補助金がさらに5円増額され、来週以降も値下がりが続きそうです。

資源エネルギー庁によりますと、今月25日時点の県内レギュラーガソリンの平均小売価格は、前の週より80銭下がり、1リットルあたり175円50銭でした。

2週連続の値下がりで、全国では3番目の高さとなっています。

ハイオクも80銭下がり186円50銭、軽油も60銭下がり157円90銭です。

18リットルあたりの灯油の店頭価格は先週と変わらず2112円です。

ガソリンについては年内で暫定税率が廃止されるのを前に、今月13日から補助金の段階的な拡充が行われています。

きょうからその補助金がさらに5円増額され、レギュラーガソリン1リットルあたりの補助が20円となっています。

来月11日には最後の増額が行われ、補助金は現在の暫定税率と同じ25円となる見込みです。

石油情報センターによりますと補助金の増額が店頭価格に反映されるまでには数日から1週間ほどかかるため、きょうから増額された補助金の効果は来週以降のガソリン価格に反映されるということです。

そのため来週の価格については4円ほどの値下がりが予想されていて、年末にかけて値下がり傾向が続きそうだということです。