県と鹿児島市がサッカースタジアムの有力な候補地として2か所を挙げるなか、下鶴市長が、この2か所が候補地になり得るかを調べる費用を、来月の市議会に提案することを明らかにしました。
(鹿児島市 下鶴隆央市長)「今回の調査により比較検討できる材料をそろえた上で、なるべく時間軸を意識して候補地の決定に取り組んでいきたい」
鹿児島市が整備を目指すサッカースタジアムについて、先週、県と市は、いずれも鹿児島市与次郎で、住吉町15番街区への移転を計画する「鹿児島サンロイヤルホテルの跡地」と、「県立鴨池庭球場」の2か所を有力な候補地として挙げました。
こうしたなか下鶴市長はこの2か所が候補地になり得るかを調べる費用1620万円を補正予算案に計上し、12月議会に提出することを明らかにしました。必要な土地の広さを調べるほか、平面図の作成や概算工事費の算出などを行うとしています。
市は、議会の議決が得られた場合、来年5月をめどに調査を終え、県と候補地の選定を進める方針です。














