鳥取県米子市にある公園で、除草剤が不適切に廃棄され、近くの川に流出したことがわかりました。
米子市によると、25日午後2時ごろ、陸上競技場などのスポーツ施設のある東山公園で、公園の指定管理者の構成企業・株式会社チュウブの従業員が、使用期限の過ぎた芝生用の除草剤(500ミリリットル容器8本分)を弓道場横の屋外手洗い場に廃棄したということです。
同日午後3時半ごろ、市民から「東山公園内の排水溝に異臭のする黄色い液体が流れている」と市に通報があり、市の職員が現場に向かい、除草剤の流出を確認。午後5時ごろ、バキュームカーで流出した除草剤の吸い取りを開始し、下流への流出を防止するための土のうを設置しました。
今のところ、他の河川への影響は出ていないということで、市は今後、法令上の適合性に関して関係各所への確認を進めるとしています。
またチュウブは、付近の河川の水質調査や、東山公園内の排水溝の洗浄作業をすることにしています。
チュウブの担当者によりますと、廃棄方法について誤った指示があったとして、再発防止のための周知を行うとしています。














