和歌山市の解体現場で重機が転倒。作業員の男性がアーム部分の下敷きになり、意識不明の重体です。

 11月26日午後4時前、和歌山市杭ノ瀬にあるアパートの解体現場で「作業員が重機の下敷きになった」と119番通報がありました。

 警察や消防によりますと、解体作業を終え、重機のユンボをトラックに移動させていたところ、バランスを崩して倒れ、近くにいた50代とみられる作業員の男性がアーム部分の下敷きになったということです。作業員の男性は、ユンボの移動の誘導にあたっていて、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。

 ユンボをトラックに移動する際、アームの向きを変えようと、旋回したところ、倒れたという話もあり、警察は、関係者から当時の状況をきくなど業務上過失致傷の疑いも視野に調べています。